こんにちは!!就労移行支援エニキャンです。
今日の集合プログラムはコントロールフォーカスを行いました!
発達障害、とくにASD(自閉スペクトラム症)傾向がある方の中には、こんな悩みを抱えている方が少なくありません。
- 頭の中がずっと動いてて、休まらない
- 一度イラッとすると、自分でも止められない
- こだわりが強くて、ちょっとした変化でも疲れる
- 逆に集中が続かなすぎて、何も終わらない
……これ、実は全部「感情のコントロール」と「集中力の調整」が関わっています。
エニキャンの“コントロールフォーカス”って何?
これは、感情と集中のバランスを「意識して調整できるようにする」ためのトレーニング。
言い換えれば、「脳内の過集中 or 混乱モードを、落ち着いた状態に切り替える練習」です。
たとえば…
✅イライラしやすい人には…
- 自分の怒りを数値化して言語化する練習
- その場をやり過ごす「スキルカード」を作る
✅集中が続かない人には…
- 1分・3分・5分など、時間を区切って取り組む練習
- 「終わらせる感覚」を得るミニ課題
✅こだわりが強すぎて困ってる人には…
- 頭の中で起きてる“自動思考”を見える化して整理
最初はみんな「こんなので変わるの?」と思うけど、続けるとじわじわ効いてきます。
「失敗しても崩れにくくなる」「今に集中する感覚がわかる」──そんな実感を得る人が多いです。
ASDのある方にとって、この訓練の何が大事なのか?
ASDの特性は「環境とのミスマッチ」でつらさが増します。
でも、環境を変えられない場面で、自分の“感じ方”や“反応”を調整できることが、働き続けるカギになります。
例えば:
- 予定外のことが起きたとき、気持ちを立て直せる
- ミスをしても、落ち込みすぎずに次に進める
- 「今、自分はイライラしてるな」と気づけるだけで行動が変わる
そんなふうに、自分の“感じ方”に気づき、それを「選び直す」スキルを育てていくのが、コントロールフォーカスの本質です。
最後に
感情が暴走してしまう。
頭がうるさくて疲れる。
集中できない自分が情けない――。
そんなふうに感じたことがあるなら、エニキャンのコントロールフォーカスはきっと役に立ちます。
体験、見学お待ちしてます!
「どうせ自分には無理」と思う前に、まずは一度、話を聞きにきてください!